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  平成22年10~12月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  (注)DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
22年10~12月期の業況(前年同期比)は、「好転」28.6%,「不変」42.9%,「悪化」28.6%で今期実績値DIは0.0となり、前期(22年7~9月期・7.1)より「好転」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」2.4%,「不変」50.0%,「悪化」47.6%で、△45.2と今期実績値(0.0)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 2. 売上額
22年10~12月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」47.6%,「不変」21.4%,「減少」31.0%で、今期実績値DIは16.6となり、前期(22年7~9月期・2.3)より「増加」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「増加」7.1%,「不変」33.3%,「減少」59.5%で、△52.4と今期実績値(16.6)より再び「減少」に転じる見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
 22年10~12月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」19.0%,「不変」69.0%,「低下」11.9%で、今期実績値DIは7.1となり、前期(22年7~9月期・16.6)より「上昇」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「上昇」16.7%,「不変」66.7%,「低下」16.7%で、0.0と今期実績値(7.1)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
22年10~12月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」38.1%,「不変」33.3%,「悪化」28.6%で、今期実績値DIは9.5となり、前期(22年7~9月期・2.3)より「好転」超幅は拡大した。
 来期の見通しは、「好転」7.1%,「不変」47.6%,「悪化」45.2%で、△38.1と今期実績値(9.5)より「悪化」に転じる見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
 22年10~12月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」9.5%,「不変」73.8%,「悪化」16.7%で、今期実績値DIは△7.2となり、前期(22年7~9月期△2.4)より「悪化」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「好転」0.0%「不変」66.7%,「悪化」33.3%で、△33.3と今期実績値(△7.2)「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
22年10~12月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)民間需要の停滞、(2)官公需要の停滞、(3)請負単価の低下・上昇難。
製造業は (1)製品ニーズの変化への対応、製品(加工)単価の低下・上昇難、取引条件の悪化、需要の停滞、(2)生産設備の不足・老朽化、熟練技術者の確保難。
卸売業は (1)販売単価の低下・上昇難、仕入単価の上昇、需要の停滞。
小売業は (1)需要の停滞、(2)購買力の他地域への流出、(3)大型店・中型店の進出による競争の激化、同業者の進出、消費者ニーズの変化への対応、店舗の狭隘・老朽化。
サービス業は  (1)店舗施設の狭隘・老朽化、(2)利用者ニーズの変化への対応、人件費の増加、利用料金の低下・上昇難、熟練従業員の確保難。
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