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奈良市中心市街地活性化研究会主催(もちいどのセンター街理事長の松森重博氏が会長)で5月22日から30日までの9日間開催された「まちなか1300年祭」はみんなが力を合わせて無事終了しました。 9日間ずっと通しで行われた「龍頭船遊覧体験」、これは毎年中秋の名月の日に猿沢池で行われる奈良の年中行事「采女祭り」で使用される管絃船(龍頭船・鷁首船)を春日大社さんよりお借りし、この「まちなか1300年祭」のひとつの企画として一般の人達にも乗船していただき猿沢池からの遊覧体験を味わっていただこうと実施されました。 23日・24日は雨のため運行は中止されましたが、期間中多くの方々が貴重な体験をされました。 |
次に、29日に実施された「1250年みこし」、このみこしは50年前に「奈良遷都1250年祭」の時代行列に制作、使用されたもので当時、奈良市観光協会会長の故谷井友三郎氏が、個人資産を投じて制作されたもので、その後奈良市に寄贈され「なら100年会館」に展示されていた貴重なみこしで、これをお借りし、50年後の奈良の街を担う子供たちに今回奈良の中心市街地の商店街を引いていただき、後世に引き継いで行って欲しいと実施されたものです。 また今回は、このみこしの他に5年ぶりに復活した東向商店街の「ギャルみこし」、もちいどのセンター街からの「子供みこし」などによっても、この「まちなか1300年祭」を大いに盛り上げていただきました。 |
また、29日・30日には、ヨーロッパ地域とシルクロード地域の食と文化をテーマにした「マルシェ」や「ステージイベント」などがヨーロッパ広場(旧奈良銀行跡地)とシルクロード広場(南都銀行本店駐車場)の2ヶ所で開催されました。 マルシェではトルコ雑貨やインドネシア・アジア民芸品などの物産品や、チキンカリーやタイ風ヤキソバなどの食品やタピオカココナッツミルクなどの飲料水が販売され、一般市民や観光客、のほか外国からの観光客などが、飲食をされたり、色んな商品を見定めておられたりして楽しんでおられました。 ちなみにマルシェは両広場に26店舗が出店されていました。 また、ステージではフラメンコやベリーダンスなどの踊りや、琉球太鼓の演奏などに観客のみなさんも聞き入っておられました。 |
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次に大きなイベントとして30日に実施された「平城シルクロードパレード」、このパレードは天平衣装に身を包んだ一般応募による参加者で主に構成され、総勢約400人によるパレードで広島県呉市よりお借りした遣唐使船の10分の1のミニチュアの山車を先頭に午後2時にJR奈良駅前広場をスタートし、猿沢池横の興福寺52段前まで約1時間半程かけての天平パレードが行われました。 このパレードには市内や県内のほか兵庫県宝塚市や大阪府泉南市、和歌山県橋本市などから海外からの留学生などからも応募があり国際色豊かなパレードとなりました。 | |
最後に、30日は興福寺52段前でもステージイベントが開催され、主催者挨拶に続き仲川奈良市長のご挨拶がございました。 その後、奈良県立朱雀高校の和太鼓部「和太鼓 秋篠」による和太鼓や奈良市立都跡小学マーチングバンド、生駒市立桜ヶ丘小学校ハーモニックバンドクラブなどの演奏などで盛り上がり、ファイナルステージの最後に、関西出身の女性4人組ダンス&ボーカルユニット「Pixy Chicks」によるステージで9日間実施された「まちなか1300年祭」を終えられました。 |
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奈良市中心市街地活性化協議会事務局もこの祭の事務局を引き受け、本当に大変でしたが、中心市街地の活性化のお役に立ててよかったと思っております。 |