■ 平成16年4~6月期調査結果概要 (対前年同期比)
注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
16年4~6月期の業況は、「好転」17.1%,「不変」42.9%,「悪化」40.0%で(前年同期比、DIでみると)△22.9と前期(16年1~3月期・△48.4)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」17.1%,「不変」51.4%,「悪化」31.4%で、△14.3と今期実績値(△22.9)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
2. 売上額 |
16年4~6月期の売上額の動向は、「増加」20.0%,「不変」28.6%,「減少」51.4%で、(前年同期比、DIでみると)△31.4と前期(16年1~3月期・△35.5)より「減少」超幅は縮小した。
来期の見通しは「増加」28.6%,「不変」34.3%,「減少」37.1%で、△8.5と今期実績値(△31.4)より「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
3. 仕入単価 |
16年4~6月期の仕入単価の動向は、「上昇」40.0%,「不変」54.3%,「低下」5.7%で、(前年同期比、DIでみると)34.3と前期(16年1~3月期・12.9)より「上昇」超幅は拡大した。
来期の見通しは「上昇」37.1%,「不変」57.1%,「低下」5.7%で、31.4と今期実績値(34.3)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
4. 採算(経常利益) |
16年4~6月期の採算状況は、「黒字」14.3%,「収支トントン」48.6%,「赤字」37.1%で、(前年同期比、DIでみると)△22.8と前期(16年1~3月期・△54.8)より「赤字」超幅は縮小した。
来期の見通しは、「黒字」11.4%,「収支トントン」51.4%,「赤字」37.1%で、△25.7と今期実績値(△22.8)より「赤字」超幅は拡大する見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
5. 資金繰り |
16年4~6月期の資金繰りの状況は、「好転」8.6%,「不変」77.1%,「悪化」
14.3%で、(前年同期比、DIでみると)△5.7と前期(16年1~3月期・△29.1)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」0%,「不変」77.1%,「悪化」22.9%で、△22.9と今期実績値(△5.7)より「悪化」超幅が拡大する見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
6. 経営上の問題点 |
16年4~6月期の経営上直面している問題点は
・ | 建設業は (1)官公需要の停滞 (2)請負単価の低下・上昇難、民間需要の停滞 |
・ | 製造業は (1)需要の停滞 (2)商品ニーズの変化、製品(加工)単価の低下・上昇難、取引条件の悪化 |
・ | 卸売業は (1)大企業の進出による競争の激化 (2)代金回収の悪化、需要の停滞 |
・ | 小売業は (1)需要の停滞 (2)大型店・中型店の進出による競争の激化、購買力の流出、消費者ニーズの変化 |
・ | サービス業は (1)店舗施設の狭隘・老朽化、利用料金の低下・上昇難 |
がそれぞれ挙げられている。
|
(詳細はこちら) |
|