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  平成16年7~9月期調査結果概要 (対前年同期比)

注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
 16年7~9月期の業況は、「好転」18.2%,「不変」39.4%,「悪化」42.4%で(前年同期比、DIでみると)△24.2と前期(16年4~6月期・△22.9)より「悪化」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「好転」15.2%,「不変」60.6%,「悪化」24.2%で、△9.0と今期実績値(△24.2)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 2. 売上額
 16年7~9月期の売上額の動向は、「増加」21.2%,「不変」24.2%,「減少」54.5%で、(前年同期比、DIでみると)△33.3と前期(16年4~6月期・△31.4)より「減少」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「増加」15,2%,「不変」39.4%,「減少」45.5%で、△30.3と今期実績値(△33.3)より「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
 16年7~9月期の仕入単価の動向は、「上昇」30.3%,「不変」60.6%,「低下」9.1%で、(前年同期比、DIでみると)21.2と前期(16年4~6月期・34.3)より「上昇」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「上昇」24.2%,「不変」69.7%,「低下」6.1%で、18.1と今期実績値(21.2)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
 16年7~9月期の採算状況は、「黒字」12.1%,「収支トントン」54.5%,「赤字」33.3%で、(前年同期比、DIでみると)△21.2と前期(16年4~6月期・△22.8)より「赤字」超幅は縮小した。
 来期の見通しは、「黒字」9.1%,「収支トントン」54.5%,「赤字」36.4%で、△27.3と今期実績値(△21.2)より「赤字」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
 16年7~9月期の資金繰りの状況は、「好転」9.1%,「不変」57.6%,「悪化」
 33.3%で、(前年同期比、DIでみると)△24.2と前期(16年4~6月期・△5.7)より「悪化」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「好転」3.0%「不変」60.6%,「悪化」36.4%で、△33.4と今期実績値(△24.2)より「悪化」超幅が拡大する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
 16年7~9月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)請負単価の低下・上昇難、民間需要の停滞
製造業は (1)製品(加工)単価の低下・上昇難 (2)生産設備の不足・老朽化、原材料価格の上昇、需要の停滞
卸売業は (1)需要の停滞 (2)店舗・倉庫の狭隘・老朽化、仕入れ単価の上昇、代金回収の悪化
小売業は (1)購買力の流出 (2)消費者ニーズの変化、需要の停滞
サービス業は (1)利用者ニーズの変化、需要の停滞
がそれぞれ挙げられている。
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