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  平成17年4~6月期調査結果概要 (対前年同期比)

注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
17年4~6月期の業況は、「好転」3.0%,「不変」42.4%,「悪化」54.5%で(前年同期比、DIでみると)△51.5と前期(17年1~3月期・△43.3)より「悪化」超幅は拡大した。
来期の見通しは「好転」0%,「不変」51.5%,「悪化」48.5%で、△48.5と今期実績値(△51.5)と「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 2. 売上額
17年4~6月期の売上額の動向は、「増加」15.2%,「不変」27.3%,「減少」57.6%で、(前年同期比、DIでみると)△42.4と前期(17年1~3月期・△50.0)より「減少」超幅は縮小した。
来期の見通しは「増加」6.1%,「不変」48.5%,「減少」45.5%で、△39.4と今期実績値(△42.4)より「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
17年4~6月期の仕入単価の動向は、「上昇」36.4%,「不変」54.5%,「低下」9.1%で、(前年同期比、DIでみると)27.3と前期(17年1~3月期・30.0)より「上昇」超幅は縮小した。
来期の見通しは「上昇」24.2%,「不変」66.7%,「低下」9.1%で、15.1と今期実績値(27.3)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
17年4~6月期の採算状況は、「黒字」9.1%,「収支トントン」48.5%,「赤字」42.4%で、(前年同期比、DIでみると)△33.3と前期(17年1~3月期・△53.4)より「赤字」超幅は縮小した。
来期の見通しは、「黒字」9.1%,「収支トントン」48.5%,「赤字」42.4%で、△33.3と今期実績値(△33.3)と変化のない見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
17年4~6月期の資金繰りの状況は、「好転」15.2%,「不変」57.6%,「悪化」27.3%で、(前年同期比、DIでみると)△12.1と前期(17年1~3月期・△10.0)より「悪化」超幅は拡大した。
来期の見通しは「好転」12.1%「不変」66.7%,「悪化」21.2%で、△9.1と今期実績値(△12.1)より「悪化」超幅が縮小する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
17年4~6月期の経営上直面している問題点は
建設業は ①民間需要の停滞 ②請負単価の低下・上昇難、官公需要の停滞
製造業は ①製品(加工)単価の低下・上昇難、需要の停滞 ②取引条件の悪化
卸売業は ①需要の停滞 ②メーカーの進出による競争の激化、販売単価の低下・上昇難
小売業は ①消費者ニーズの変化 ②需要の停滞
サービス業は  ①利用者ニーズの変化 ②大企業の進出による競争の激化、利用料金の低下・上昇難、需要の停滞
がそれぞれ挙げられている。
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