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   平成17年7~9月期調査結果概要(対前年同期比)

注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
17年7~9月期の業況は、「好転」9.7%,「不変」48.4%,「悪化」41.9%で(前年同期比、DIでみると)△32.2と前期(17年4~6月期・△51.5)より「悪化」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「好転」6.5%,「不変」54.8%,「悪化」38.7%で、△32.2と今期実績値(△32.2)と変化のない見通しとなっている。
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 2. 売上額
17年7~9月期の売上額の動向は、「増加」19.4%,「不変」32.3%,「減少」48.4%で、(前年同期比、DIでみると)△29.0と前期(17年4~6月期・△42.4)より「減少」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「増加」9.7%,「不変」51.6%,「減少」38.7%で、△29.0と今期実績値(△29.0)と変化のない見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
17年7~9月期の仕入単価の動向は、「上昇」45.2%,「不変」48.4%,「低下」6.5%で、(前年同期比、DIでみると)38.7と前期(17年4~6月期・27.3)より「上昇」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「上昇」35.5%,「不変」61.3%,「低下」3.2%で、32.3と今期実績値(38.7)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
17年7~9月期の採算状況は、「黒字」0%,「収支トントン」51.6%,「赤字」48.4%で、(前年同期比、DIでみると)△48.4と前期(17年4~6月期・△33.3)より「赤字」超幅は拡大した。
 来期の見通しは、「黒字」3.2%,「収支トントン」54.8%,「赤字」41.9%で、△38.7と今期実績値(△48.4)と「赤字」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
17年7~9月期の資金繰りの状況は、「好転」9.7%,「不変」67.7%,「悪化」22.6%で、(前年同期比、DIでみると)△12.9と前期(17年4~6月期・△12.1)より「悪化」超幅はやや拡大した。
 来期の見通しは「好転」6.5%「不変」74.2%,「悪化」19.4%で、△12.9と今期実績値(△12.9)と変化のない見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
17年7~9月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)民間需要の停滞 (2)請負単価の低下・上昇難 (3)官公需要の停滞
製造業は (1)製品(加工)単価の低下・上昇難、需要の停滞 (3)原材料価格の上昇
卸売業は (1)メーカーの進出による競争の激化、販売単価の低下・上昇難、需要の停滞
小売業は (1)購買力の流出、需要の停滞 (3)同業店の進出、消費者ニーズの変化
サービス業は  (1)利用者ニーズの変化、需要の停滞 (3)人件費の増加、利用料金の低下・上昇難
がそれぞれ挙げられている。
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