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   平成18年4~6月期調査結果概要 (対前年同期比)

注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
18年4~6月期の業況は、「好転」17.6%,「不変」44.1%,「悪化」38.2%で(前年同期比、DIでみると)△20.6と前期(18年1~3月期・△43.4)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」17.6%,「不変」38.2%,「悪化」44.1%で、△26.5と今期実績値(△20.6)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 2. 売上額
18年4~6月期の売上額の動向は、「増加」29.4%,「不変」29.4%,「減少」41.2%で、(前年同期比、DIでみると)△11.8と前期(18年1~3月期・△46.7)より「減少」超幅は縮小した。
来期の見通しは「増加」20.6%,「不変」44.1%,「減少」35.3%で、△14.7と今期実績値(△11.8)より「減少」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
18年4~6月期の仕入単価の動向は、「上昇」50.0%,「不変」41.2%,「低下」8.8%で、(前年同期比、DIでみると)41.2と前期(18年1~3月期・33.3)より「上昇」超幅は拡大した。
来期の見通しは「上昇」47.1%,「不変」44.1%,「低下」8.8%で、38.3と今期実績値(41.2)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
18年4~6月期の採算状況は、「黒字」8.8%,「収支トントン」38.2%,「赤字」52.9%で、(前年同期比、DIでみると)△44.1と前期(18年1~3月期・△46.7)より「赤字」超幅は縮小した。
来期の見通しは、「黒字」8.8%,「収支トントン」41.2%,「赤字」50.0%で、△41.2と今期実績値(△44.1)より「赤字」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
18年4~6月期の資金繰りの状況は、「好転」2.9%,「不変」73.5%,「悪化」23.5%で、(前年同期比、DIでみると)△20.6と前期(18年1~3月期・△13.3)より「悪化」超幅は拡大した。
来期の見通しは「好転」11.8%「不変」58.8%,「悪化」29.4%で、△17.6と今期実績値(△20.6)と「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。

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 6. 経営上の問題点
18年4~6月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)民間需要の停滞 (2)官公需要の停滞 (3)取引条件の悪化
製造業は (1)需要の停滞 (2)原材料価格の上昇、人件費の増加、製品(加工)単価の低下・上昇難
卸売業は (1)需要の停滞 (2)メーカーの進出による競争の激化、店舗・倉庫の狭隘・老朽化、販売単価の低下・上昇難、仕入れ単価の上昇、代金回収の悪化、従業員の不足
小売業は (1)購買力の流出 (2)大型店・中型店の進出による競争の激化、同業店の進出、消費者ニーズの変化、店舗の狭隘・老朽化、仕入れ単価の上昇、需要の停滞
サービス業は (1)利用者ニーズの変化、店舗施設の狭隘・老朽化、利用料金の低下・上昇難、需要の停滞がそれぞれ挙げられている。
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