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   平成18年7~9月期調査結果概要 (対前年同期比)

注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
18年7~9月期の業況は、「好転」15.8%,「不変」47.4%,「悪化」36.8%で(前年同期比、DIでみると)△21.0と前期(18年4~6月期・△20.6)より「悪化」超幅は拡大した。 来期の見通しは「好転」15.8%,「不変」44.7%,「悪化」39.5%で、△23.7と今期実績値(△21.0)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている
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 2. 売上額
18年7~9月期の売上額の動向は、「増加」28.9%,「不変」44.7%,「減少」26.3%で、(前年同期比、DIでみると)2.6と前期(18年4~6月期・△11.8)「減少」超幅より、増加超幅に転じた。
 来期の見通しは「増加」28.9%,「不変」50.0%,「減少」21.1%で、7.8と今期実績値(2.6)より「増加」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
18年7~9月期の仕入単価の動向は、「上昇」57.9%,「不変」39.5%,「低下」2.6%で、(前年同期比、DIでみると)55.3と前期(18年4~6月期・41.2)より「上昇」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「上昇」57.9%,「不変」36.8%,「低下」5.3%で、52.6と今期実績値(55.3)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
18年7~9月期の採算状況は、「黒字」10.5%,「収支トントン」44.7%,「赤字」44.7%で、(前年同期比、DIでみると)△34.2と前期(18年4~6月期・△44.1)より「赤字」超幅は縮小した。
 来期の見通しは、「黒字」13.2%,「収支トントン」47.4%,「赤字」39.5%で、△26.3と今期実績値(△34.2)より「赤字」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
18年7~9月期の資金繰りの状況は、「好転」2.6%,「不変」78.9%,「悪化」18.4%で、(前年同期比、DIでみると)△15.8と前期(18年4~6月期・△20.6)より「悪化」超幅は縮小した。
 来期の見通しは「好転」5.3%「不変」63.2%,「悪化」31.6%で、△26.3と今期実績値(△15.8)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
18年7~9月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)請負単価の低下・上昇難、官公需要の停滞、民間需要の停滞
製造業は (1)原材料価格の上昇、(2)需要の停滞、(3)原材料費・人件費以外の経費の増加、製品(加工)単価の低下・上昇難、取引条件の悪化
卸売業は (1)店舗・倉庫の狭隘・老朽化、仕入れ単価の上昇、従業員の不足
小売業は (1)消費者ニーズの変化、②販売単価の低下・上昇難、③同業店の進出、購買力の流出
サービス業は (1)需要の停滞、(2)利用者ニーズの変化、店舗施設の狭隘・老朽化、人件費以外の経費の増加、利用料金の低下・上昇難、がそれぞれ挙げられている。
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