■ 平成19年1月~3月期調査結果概要 (対前年同期比)
注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
19年1~3月期の業況は、「好転」16.7%,「不変」41.7%,「悪化」41.7%で(前年同期比、DIでみると)△25.0と前期(18年10~12月期・△33.3)より「悪化」超幅は減少した。
来期の見通しは「好転」2.8%,「不変」66.7%,「悪化」30.6%で、△27.8と今期実績値(△25.0)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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2. 売上額 |
19年1~3月期の売上額の動向は、「増加」30.6%,「不変」30.6%,「減少」38.9%で、(前年同期比、DIでみると)△8.3と前期(18年10~12月期・△16.6)「減少」超幅は減少した。
来期の見通しは「増加」22.2%,「不変」30.6%,「減少」47.2%で、△25と今期実績値(△8.3)より「減少」超幅は拡大する見通しとなっている。 |
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3. 仕入単価 |
19年1~3月期の仕入単価の動向は、「上昇」50.0%,「不変」41.7%,「低下」8.3%で、(前年同期比、DIでみると)41.7と前期(18年10~12月期・25.0)より「上昇」超幅は拡大した。
来期の見通しは「上昇」47.2%,「不変」44.4%,「低下」8.3%で、38.9と今期実績値(41.7)より「上昇」超幅は減少する見通しとなっている。 |
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4. 採算(経常利益) |
19年1~3月期の採算状況は、「黒字」8.3%,「収支トントン」50.0%,「赤字」41.7%で、(前年同期比、DIでみると)△33.4と前期(18年10~12月期・△25.0)より「赤字」超幅は拡大した。
来期の見通しは、「黒字」8.3%,「収支トントン」44.4%,「赤字」47.2%で、△38.9と今期実績値(△33.4)より「赤字」超幅は拡大する見通しとなっている。 |
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5. 資金繰り |
19年1~3月期の資金繰りの状況は、「好転」0%,「不変」75.0%,「悪化」25.0%で、(前年同期比、DIでみると)△25.0と前期(18年10~12月期・△30.5)より「悪化」超幅は減少した。
来期の見通しは「好転」5.6%「不変」58.3%,「悪化」36.1%で、△30.5と今期実績値(△25.0)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。 |
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6. 経営上の問題点 |
19年1~3月期の経営上直面している問題点は
・ | 建設業は (1)請負単価の低下・上昇難、民間需要の停滞、(3)大企業の進出による競争の激化、官公需要の停滞。 |
・ | 製造業は (1)需要の停滞、(2)製品(加工)単価の低下・上昇難、(3)原材料価格の上昇。 |
・ | 卸売業は (1)仕入単価の上昇、(2)販売単価の低下・上昇難、従業員の確保難。 |
・ | 小売業は (1)需要の停滞、(2)大型店・中型店の進出による競争の激化、(3)購買力の他地域への流出、消費者ニーズの変化への対応、店舗の狭隘・老朽化。 |
・ | サービス業は (1)需要の停滞、(2)店舗施設の狭隘・老朽化、(3)利用者ニーズの変化への対応、利用料金の低下・上昇難、材料等仕入単価の上昇がそれぞれ挙げられている。 |
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