■ 平成19年4月~6月期調査結果概要 (対前年同期比)
注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
19年4~6月期の業況は、「好転」10.3%,「不変」46.2%,「悪化」43.6%で(前年同期比、DIでみると)△33.3と前期(19年1~3月期・△25.0)より「悪化」超幅は拡大した。
来期の見通しは「好転」7.7%,「不変」46.2%,「悪化」46.2%で、△38.5と今期実績値(△33.3)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。 |
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2. 売上額 |
19年4~6月期の売上額の動向は、「増加」12.8%,「不変」43.6%,「減少」43.6%で、(前年同期比、DIでみると)△30.8と前期(19年1~3月期・△8.3)「減少」超幅は拡大した。
来期の見通しは「増加」17.9%,「不変」46.2%,「減少」35.9%で、△18と今期実績値(△30.8)より「減少」超幅は減少する見通しとなっている。 |
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3. 仕入単価 |
19年4~6月期の仕入単価の動向は、「上昇」61.5%,「不変」25.6%,「低下」12.8%で、(前年同期比、DIでみると)48.7と前期(19年1~3月期・41.7)より「上昇」超幅は拡大した。
来期の見通しは「上昇」53.8%,「不変」33.3%,「低下」12.8%で、41と今期実績値(48.7)より「上昇」超幅は減少する見通しとなっている。 |
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4. 採算(経常利益) |
19年4~6月期の採算状況は、「黒字」5.1%,「収支トントン」48.7%,「赤字」46.2%で、(前年同期比、DIでみると)△41.1と前期(19年1~3月期・△33.4)より「赤字」超幅は拡大した。
来期の見通しは、「黒字」5.1%,「収支トントン」56.4%,「赤字」38.5%で、△33.4と今期実績値(△41.1)より「赤字」超幅は減少する見通しとなっている。 |
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5. 資金繰り |
19年4~6月期の資金繰りの状況は、「好転」2.6%,「不変」64.1%,「悪化」33.3%で、(前年同期比、DIでみると)△30.7と前期(19年1~3月期・△25.0)より「悪化」超幅は拡大した。
来期の見通しは「好転」7.7%「不変」56.4%,「悪化」35.9%で、△28.2と今期実績値(△30.7)より「悪化」超幅は減少する見通しとなっている。 |
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6. 経営上の問題点 |
19年4~6月期の経営上直面している問題点は
・ | 建設業は (1)官公需要の停滞、民間需要の停滞、(3)請負単価の低下・上昇難。 |
・ | 製造業は (1)製品(加工)単価の低下・上昇難、需要の停滞、(3)原材料価格の上昇、人件費の増加。 |
・ | 卸売業は (1)仕入単価の上昇、(2)販売単価の低下・上昇難、(3)店舗・倉庫の狭隘・老朽化、需要の停滞。 |
・ | 小売業は (1)購買力の他地域への流出、販売単価の低下・上昇難、(3)消費者ニーズの変化への対応、仕入単価の上昇。 |
・ | サービス業は (1)需要の停滞、(2)新規参入業者の増加、人件費の増加、金利負担の増加。 |
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