■ 平成19年7月~9月期調査結果概要 (対前年同期比)
注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
19年7~9月期の業況は、「好転」10.0%,「不変」55.0%,「悪化」35.0%で(前年同期比、DIでみると)△25.0と前期(19年4月~6月期・△33.3)より「悪化」超幅は減少した。
来期の見通しは「好転」12.5%,「不変」60.0%,「悪化」27.5%で、△15.0と今期実績値(△25.0)より「悪化」超幅は減少する見通しとなっている。
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2. 売上額 |
19年7月~9月期の売上額の動向は、「増加」7.5%,「不変」50.0%,「減少」42.5%で、(前年同期比、DIでみると)△35.0と前期(19年4月~6月期・△30.8)「減少」超幅は拡大した。
来期の見通しは「増加」7.5%,「不変」62.5%,「減少」30.0%で、△22.5と今期実績値(△35.0)より「減少」超幅は減少する見通しとなっている。 |
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3. 仕入単価 |
19年7月~9月期の仕入単価の動向は、「上昇」50.0%,「不変」47.5%,「低下」2.5%で、(前年同期比、DIでみると)47.5と前期(19年4月~6月期・48.7)より「上昇」超幅は減少した。
来期の見通しは「上昇」45.0%,「不変」50.0%,「低下」5.0%で、40と今期実績値(47.5)より「上昇」超幅は減少する見通しとなっている。 |
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4. 採算(経常利益) |
19年7月~9月期の採算状況は、「黒字」5.0%,「収支トントン」45.0%,「赤字」50.0%で、(前年同期比、DIでみると)△45.0と前期(19年4月~6月期・△41.1)より「赤字」超幅は拡大した。
来期の見通しは、「黒字」7.5%,「収支トントン」50.0%,「赤字」42.5%で、△35.0と今期実績値(△45.0)より「赤字」超幅は減少する見通しとなっている。
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5. 資金繰り |
19年7月~9月期の資金繰りの状況は、「好転」5.0%,「不変」72.5%,「悪化」22.5%で、(前年同期比、DIでみると)△17.5と前期(19年4月~6月期・△30.7)より「悪化」超幅は減少した。
来期の見通しは「好転」5.0%「不変」67.5%,「悪化」27.5%で、△22.5と今期実績値(△17.5)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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6. 経営上の問題点 |
19年7月~9月期の経営上直面している問題点は
・ | 建設業は (1)官公需要の停滞、(2)請負単価の低下・上昇難。(3)材料価格の上昇、取引条件の悪化。 |
・ | 製造業は (1)原材料価格の上昇、(2)製品(加工)単価の低下・上昇難、(3)需要の停滞。 |
・ | 卸売業は (1)需要の停滞、(2)仕入単価の上昇、(3)新規参入業者の増加、店舗・倉庫の狭隘・老朽化、販売単価の低下・上昇難。 |
・ | 小売業は (1)消費者ニーズの変化への対応、(2)販売単価の低下・上昇難、(3)購買力の他地域への流出、需要の停滞。 |
・ | サービス業は (1)利用者ニーズの変化への対応、(2)需要の停滞、(3)店舗施設の狭隘・老朽化。 |
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