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  平成22年1~3月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
22年1~3月期の業況(前年同期比)は、「好転」9.5%,「不変」33.3%,「悪化」57.1%で今期実績値DIは△47.6となり、前期(21年10~12月期・△38.1)より「悪化」超幅は拡大した。
来期の見通しは「好転」14.3%,「不変」40.5%,「悪化」45.2%で、△30.9と今期実績値(△47.6)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 2. 売上額
22年1~3月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」14.3%,「不変」38.1%,「減少」47.6%で、今期実績値DIは△33.3となり、前期(21年10~12月期・△38.1)より「減少」超幅は縮小した。
来期の見通しは「増加」19.0%,「不変」38.1%,「減少」42.9%で、△23.9と今期実績値(△33.3)より「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
22年1~3月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」19.0%,「不変」66.7%,「低下」14.3%で、今期実績値DIは4.7となり、前期(21年10~12月期・11.9)より「上昇」超幅は減少した。
来期の見通しは「上昇」19.0%,「不変」64.3%,「低下」16.7%で、2.3と今期実績値(4.7)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
22年1~3月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」9.5%,「不変」45.2%,「悪化」45.2%で、今期実績値DIは△35.7となり、前期(21年10~12月期・△42.9)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは、「好転」14.3%,「不変」45.2%,「悪化」40.5%で、△26.2と今期実績値(△35.7)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
22年1~3月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」2.4%,「不変」59.5%,「悪化」38.1%で、今期実績値DIは△35.7となり、前期(21年10~12月期△33.3)より「悪化」超幅は拡大した。
来期の見通しは「好転」9.5%「不変」61.9%,「悪化」28.6%で、△19.1と今期実績値(△35.7)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
22年1~3月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)民間需要の停滞、(2)大企業の進出による競争の激化、請負単価の低下・上昇難、取引条件の悪化、事業資金の借入難、(3)従業員の確保難、官公需要の停滞。
製造業は (1)需要の停滞、(2)製品ニーズの変化への対応、生産設備の不足・老朽化、原材料費・人件費以外の経費の増加、製品(加工)単価の低下・上昇難、取引条件の悪化。
卸売業は (1)需要の停滞、(2)店舗・倉庫の狭隘・老朽化、(3)販売単価の低下・上昇難、仕入単価の上昇。
小売業は (1)需要の停滞、(2)販売単価の低下・上昇難、(3)消費者ニーズの変化への対応。
サービス業は  (1)需要の停滞、(2)人件費の増加、(3)利用者ニーズの変化への対応、店舗施設の狭隘・老朽化、利用料金低下・上昇難、従業員の確保難がそれぞれ挙げられている。
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