各種調査

HOME > 各種調査 > 景気動向調査 > 調査結果
  平成23年4~6月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
 23年4~6月期の業況(前年同期比)は、「好転」9.5%,「不変」23.8%,「悪化」66.7%で今期実績値DIは△57.2となり、前期(23年1~3月期・△47.6)より「悪化」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「好転」4.8%,「不変」38.1%,「悪化」57.1%で、△52.3と今期実績値(△57.2)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 2. 売上額
 23年4~6月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」9.5%,「不変」11.9%,「減少」78.6%で、今期実績値DIは△69.1となり、前期(23年1~3月期・△57.1)より「減少」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「増加」7.1%,「不変」23.8%,「減少」69.0%で、△61.9と今期実績値(△69.1)より「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 3. 仕入単価
 23年4~6月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」45.2%,「不変」45.2%,「低下」9.5%で、今期実績値DIは35.7となり、前期(23年1~3月期・23.8)より「上昇」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「上昇」42.9%,「不変」47.6%,「低下」9.5%で、33.4と今期実績値(35.7)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 4. 採算(経常利益)
 23年4~6月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」7.1%,「不変」21.4%,「悪化」71.4%で、今期実績値DIは△64.3となり、前期(23年1~3月期・△52.4)より「悪化」超幅は拡大した。
 来期の見通しは、「好転」4.8%,「不変」35.7%,「悪化」59.5%で、△54.7と今期実績値(△64.3)は「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 5. 資金繰り
 23年4~6月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」0.0%,「不変」61.9%,「悪化」38.1%で、今期実績値DIは△38.1となり、前期(23年1~3月期△28.5)より「悪化」超幅は拡大した。
 来期の見通しは「好転」0.0%「不変」57.1%,「悪化」42.9%で、△42.9と今期実績値(△38.1)「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
(詳細はこちら)
 6. 経営上の問題点
23年4~6月期の経営上直面している問題点は
建設業は (1)材料価格の上昇、民間需要の停滞、(2)材料の入手難、請負単価の低下・上昇難、官公需要の停滞、(3)材料費・人件費以外の経費の増加、取引条件の悪化、事業資金の借入難。
製造業は (1)需要の停滞、(2)原材料価格の上昇、製品(加工)単価の低下・上昇難、(3)生産設備の不足・老朽化、原材料費・人件費以外の経費の増加、取引条件の悪化、熟練技術者の確保難。
卸売業は (1)仕入単価の上昇、需要の停滞、(2)店舗・倉庫の狭隘・老朽化、販売単価の低下・上昇難、(3)小売業の進出による競争の激化。 
小売業は (1)需要の停滞、(2)消費者ニーズの変化への対応、(3)同業者の進出、購買力の他地域への流出、販売単価の低下・上昇難。
サービス業は  (1)需要の停滞、(2)人件費の増加、利用料金の低下・上昇難、(3)新規参入業者の増加、利用者ニーズの変化への対応、店舗施設の狭隘・老朽化。
(詳細はこちら)