■ 平成24年1~3月期調査結果概要 (対前年同期比)
(注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
24年1~3月期の業況(前年同期比)は、「好転」7.1%,「不変」26.2%,「悪化」66.7%で今期実績値DIは△59.6となり、前期(23年10~12月期・△64.2)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」16.7%,「不変」38.1%,「悪化」45.2%で、△28.5と今期実績値(△59.6)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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2. 売上額 |
24年1~3月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」11.9%,「不変」26.2%,「減少」61.9%で、今期実績値DIは△50.0となり、前期(23年10~12月期・△69.1)より「減少」超幅は縮小した。
来期の見通しは「増加」26.2%,「不変」38.1%,「減少」35.7%で、△9.5と今期実績値(△50.0)より「減少」超幅は縮小する見通しとなっている。
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3. 仕入単価 |
24年1~3月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」23.8%,「不変」59.5%,「低下」16.7%で、今期実績値DIは7.1となり、前期(23年10~12月期・9.5)より「上昇」超幅は縮小した。
来期の見通しは「上昇」21.4%,「不変」61.9%,「低下」16.7%で、4.7と今期実績値(7.1)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
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4. 採算(経常利益) |
24年1~3月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」2.4%,「不変」35.7%,「悪化」61.9%で、今期実績値DIは△59.5となり、前期(23年10~12月期・△71.4)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは、「好転」14.3%,「不変」38.1%,「悪化」47.6%で、△33.3と今期実績値(△59.5)は「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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5. 資金繰り |
24年1~3月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」2.4%,「不変」57.1%,「悪化」40.5%で、今期実績値DIは△38.1となり、前期(23年10~12月期△45.2)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」2.4%「不変」64.3%,「悪化」33.3%で、△30.9と今期実績値(△38.1)「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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6. 経営上の問題点 |
24年1~3月期の経営上直面している問題点は
・ | 建設業は (1)民間需要の停滞、(2)請負単価の低下・上昇難、官公需要の停滞、(3)人件費の増加、材料費・人件費以外の経費の増加、事業資金の借入難、従業員の確保難。
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・ | 製造業は (1)製品(加工)単価の低下・上昇難、需要の停滞、(2)生産設備の不足・老朽化、(3)原材料価格の上昇、人件費の増加、取引条件の悪化。
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・ | 卸売業は (1)需要の停滞、(2)販売単価の低下・上昇難、(3)店舗・倉庫の狭隘・老朽化、仕入単価の上昇。
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・ | 小売業は (1)同業者の進出、購買力の他地域への流出、需要の停滞、(2)消費者ニーズの変化への対応、(3)販売単価の低下・上昇難。
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・ | サービス業は (1)需要の停滞、(2)人件費の増加、(3)店舗施設の狭隘・老朽化、利用料金の低下・上昇難。
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