■ 平成26年7~9月期調査結果概要 (対前年同期比)
(注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
26年7~9月期の業況(前年同期比)は、「好転」26.8%,「不変」46.3%,「悪化」26.8%で今期実績値DIは±0となり、前期(26年4~6月期・△14.3)より改善がみられた。来期の見通しは「好転」22.0%,「不変」53.7%,「悪化」24.4%で、△2.4と今期実績値(±0)と「悪化」超幅へは拡大する見通しとなっている。
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2. 売上額 |
26年7~9月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」34.1%,「不変」29.3%,「減少」36.6%で、今期実績値DIは△2.5となり、前期(26年4~6月期・△2.4)より「減少」超幅は拡大した。来期の見通しは「増加」31.7%,「不変」43.9%,「減少」24.4%で、7.3と今期実績値(△2.5)より「増加」へ転じる見通しとなっている。
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3. 仕入単価 |
26年7~9月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」51.2%,「不変」41.5%,「低下」7.3%で、今期実績値DIは43.9となり、前期(26年4~6月期・61.9)より「上昇」超幅は減少した。来期の見通しは「上昇」48.8%,「不変」46.3%,「低下」4.9%で、43.9と今期実績値(43.9)と横ばいで推移する見通しとなっている。
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4. 採算(経常利益) |
26年7~9月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」24.4%,「不変」43.9%,「悪化」31.7%で、今期実績値DIは△7.3となり、前期(26年4~6月期・△23.8)と「悪化」超幅は縮小した。来期の見通しは、「好転」19.5%,「不変」56.1%,「悪化」24.4%で、△4.9と今期実績値(△7.3)と「悪化」超幅は改善する見通しとなっている。
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5. 資金繰り |
26年7~9月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」14.6%,「不変」63.4%,「悪化」22.0%で、今期実績値DIは△7.4となり、前期(26年4~6月期±0)より「悪化」超幅は拡大した。来期の見通しは「好転」14.6%,「不変」65.9%,「悪化」19.5%で、△4.9と今期実績値(△7.4)より「悪化」超幅は改善する見通しとなっている。
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6. 経営上の問題点 |
26年7~9月期の経営上直面している主な問題点は
- ・ 建設業は
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①材料価格の上昇
②下請単価の上昇、請負単価の低下・上昇難、従業員の確保難 等
- ・ 製造業は
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①原材料価格の上昇、原材料費・人件費以外の経費の増加
②製品ニーズの変化への対応、従業員の確保難
③製品(加工)単価の低下・上昇難 等
- ・ 卸売業は
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①需要の停滞
②販売単価の低下・上昇難、その他(社員の高齢化 等)
③仕入単価の上昇 等
- ・ 小売業は
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①需要の停滞、消費者ニーズの変化への対応、大型店・中型店の進出による競争の激化
②購買力の他地域への流出 等
- ・ サービス業は
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①需要の停滞
②新規参入業者の増加、従業員の確保難、人権費の増加、人件費以外の経費の増加 等
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