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  平成26年10月~12月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
26年10~12月期の業況(前年同期比)は、「好転」9.5%,「不変」50.0%,「悪化」40.5%で今期実績値DIは△31となり、前期(26年7~9月期・±0)より「悪化」超幅は拡大した。来期の見通しは「好転」9.5%,「不変」57.1%,「悪化」33.3%で、△23.8と今期実績値(△31)より「悪化」超幅は減少する見通しとなっている。
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 2. 売上額
26年10~12月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」31.0%,「不変」38.1%,「減少」31.0%で、今期実績値DIは±0となり、前期(26年7~9月期・△2.5)より「減少」超幅は改善した。来期の見通しは「増加」4.8%,「不変」59.5%,「減少」35.7%で、△30.9と今期実績値(±0)より「減少」へ転じる見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
26年10~12月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」64.3%,「不変」31.0%,「低下」4.8%で、今期実績値DIは59.5となり、前期(26年7~9月期・43.9)より「上昇」超幅は増加した。来期の見通しは「上昇」52.4%,「不変」45.2%,「低下」2.4%で、50と今期実績値(59.5)より「上昇」超幅は改善する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
26年10~12月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」11.9%,「不変」47.6%,「悪化」40.5%で、今期実績値DIは△28.6となり、前期(26年7~9月期・△7.3)と「悪化」超幅は拡大した。来期の見通しは、「好転」7.1%,「不変」54.8%,「悪化」38.1%で、△31と今期実績値(△28.6)より「悪化」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
26年10~12月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」9.5%,「不変」64.3%,「悪化」26.2%で、今期実績値DIは△16.7となり、前期(26年7~9月期△7.4)より「悪化」超幅は拡大した。来期の見通しは「好転」4.8%,「不変」73.8%,「悪化」21.4%で、△16.6と今期実績値(△16.7)より「悪化」超幅は、ほ横ばいで推移する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
26年10~12月期の経営上直面している主な問題点は
・ 建設業は
①材料価格の上昇 ②下請単価の上昇、民間需要の停滞 ③請負単価の低下・上昇難、従業員の確保難 等
・ 製造業は
①原材料価格の上昇、需要の遅滞 ②人件費の増加、製品(加工)単価の低下・上昇難 ③製品ニーズの変化への対応、従業員の確保難 等
・ 卸売業は
①需要の停滞 ②販売単価の低下・上昇難 ③人件費以外の経費の増加
・ 小売業は
①大型店・中型店の進出による競争の激化、需要の停滞 ②同業者の進出、消費者ニーズの変化への対応 ③購買力の他地域への流出 等
・ サービス業は
①新規参入業者の増加 ②利用者ニーズの変化への対応、需要の停滞 ③人権費、人件費以外の経費の増加 等
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