■ 平成27年1月~3月期調査結果概要 (対前年同期比)
(注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
27 年 1~3 月期の業況(前年同期比)は、「好転」21.4%,「不変」50.0%,「悪
化」28.6%で今期実績値 DI は△7.2 となり、前期(26 年 10~12 月期・△31)
より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」19%,「不変」59.5%,「悪化」21.4%で、△2.4 と今
期実績値(△7.2)より「悪化」超幅は改善する見通しとなっている。
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2. 売上額 |
27 年 1~3 月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」33.3%,「不変」33.3%,
「減少」33.3%で、今期実績値 DI は±0 となり、前期(26 年 10~12 月期・
±0)と「横ばい」となった。
来期の見通しは「増加」35.7%,「不変」42.9%,「減少」21.4%で、14.3 と今
期実績値(±0)より「増加」へ転じる見通しとなっている。
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3. 仕入単価 |
27 年 1~3 月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」59.5%,「不変」
35.7%,「低下」4.8%で、今期実績値 DI は 54.7 となり、前期(26 年 10~12
月期・59.5)より「上昇」超幅は縮小した。
来期の見通しは「上昇」47.6%,「不変」47.6%,「低下」4.8%で、42.8 と今
期実績値(54.7)より「上昇」超幅は改善する見通しとなっている。
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4. 採算(経常利益) |
27 年 1~3 月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」16.7%,「不変」40.5%,「悪化」42.9%で、今期実績値 DI は△26.2 となり、前期(26 年 10~12 月
期・△28.6)と「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは、「好転」11.9%,「不変」54.8%,「悪化」33.3%で、△21.4
と今期実績値(△26.2)より「悪化」超幅は改善する見通しとなっている。
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5. 資金繰り |
27 年 1~3 月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」11.9%,「不変」
71.4%,「悪化」16.7%で、今期実績値 DI は△4.8 となり、前期(26 年 10~
12 月期△16.7 より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」11.9%,「不変」73.8%,「悪化」14.3%で、△2.4 と
今期実績値(△4.8)より「悪化」超幅は、改善する見通しとなっている。
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6. 経営上の問題点 |
27年1~3月期の経営上直面している主な問題点は
- ・ 建設業は
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① 材料価格の上昇、下請単価の上昇
② 官公需要の停滞、民間需要の停滞
③ 請負単価の低下・上昇難、従業員の確保難 等
- ・ 製造業は
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① 原材料価格の上昇
② 取引条件の悪化、従業員の確保難、需要の停滞
③ 製品(加工)単価の低下・上昇難、熟練技術者の確保難 等
- ・ 卸売業は
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① 販売単価の低下・上昇難
② 需要の停滞
③ 仕入単価の上昇 等
- ・ 小売業は
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① 消費者ニーズの変化への対応
② 大型店・中型店の進出による競争の激化、同業者の進出
③ 購買力の他地域への流出 等
- ・ サービス業は
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① 新規参入業者の増加、利用者ニーズの変化への対応
② 店舗設備の狭隘・老朽化、従業員の確保難
③ 大企業の進出による競争の激化 等
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