■ 平成27年7月~9月期調査結果概要 (対前年同期比)
(注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
27年7~9月期の業況(前年同期比)は、「好転」32.5%,「不変」45.0%,「悪化」22.5%で今期実績値DIは10.0となり、前期(27年4~6月期・△2.4)より「好転」に転じた。
来期の見通しは「好転」30.0%,「不変」55.0%,「悪化」15.0%で、15.0と今期実績値(10.0)より「好転」超幅は上昇する見通しとなっている。
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2. 売上額 |
27年7~9月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」41.5%,「不変」31.7%,「減少」26.8%で、今期実績値DIは14.7となり、前期(27年4~6月期・9.5)より「増加」超幅は上昇した。
来期の見通しは「増加」34.1%,「不変」51.2%,「減少」14.6%で、19.5と今期実績値(14.7)より「増加」超幅は上昇する見通しとなっている。
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3. 仕入単価 |
27年7~9月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」73.2%,「不変」22.0%,「低下」4.9%で、今期実績値DIは68.3となり、前期(27年7~9月期・52.3)より「上昇」超幅は増加した。
来期の見通しは「上昇」53.7%,「不変」43.9%,「低下」2.4%で、51.3と今期実績値(68.3)より「上昇」超幅は改善する見通しとなっている。
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4. 採算(経常利益) |
27年7~9月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」14.6%,「不変」56.1
%,「悪化」29.3%で、今期実績値DIは△14.7となり、前期(27年4~6月期・△14.3)とほぼ横ばいである。
来期の見通しは、「好転」19.5%,「不変」70.7%,「悪化」9.8%で、9.7と今期実績値(△14.7)より「好転」に転じる見通しとなっている。
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5. 資金繰り |
27年7~9月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」11.9%,「不変」71.4%,「悪化」16.7%で、今期実績値DIは△4.8となり、前期(27年4~6月期△2.4より「悪化」超幅は増加した。
来期の見通しは「好転」18.6%,「不変」74.4%,「悪化」7.0%で、11.6と今期実績値(△4.8)から「好転」する見通しとなっている。
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6. 経営上の問題点 |
27年7~9月期の経営上直面している主な問題点は
- ・ 建設業は
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① 従業員の確保難、熟練技術者の確保難
② 官公需要の停滞
③ 民間需要の停滞 等
- ・ 製造業は
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① 原材料価格の上昇
② 需要の停滞
③ 製品(加工)単価の低下・上昇難、人件費の増加 等
- ・ 卸売業は
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① 需要の停滞
② 販売単価の低下・上昇難
③ 人件費の増加 等
- ・ 小売業は
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① 需要の停滞
② 仕入単価の上昇
③ 大型店・中型店の進出による競争の激化 等
- ・ サービス業は
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① 従業員の確保難
② 店舗設備の狭隘・老朽化
③ 利用者ニーズの変化への対応 等
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