■ 平成27年10月~12月期調査結果概要 (対前年同期比)
(注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
27年10~12月期の業況(前年同期比)は、「好転」35.7%,「不変」50.0%,「悪化」14.3%で今期実績値DIは21.4となり、前期(27年7~9月期・10.0)より「好転」超幅は増加した。
来期の見通しは「好転」28.6%,「不変」59.5%,「悪化」11.9%で、16.7と今期実績値(21.4)より「好転」超幅は減少する見通しとなっている。
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2. 売上額 |
27年10~12月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」40.5%,「不変」42.9%,「減少」16.7%で、今期実績値DIは23.8となり、前期(27年7~9月期・14.7)より「増加」超幅は上昇した。
来期の見通しは「増加」31.0%,「不変」61.9%,「減少」7.1%で、23.9と今期実績値(23.8)よりほぼ横ばいとなる見通しである。
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3. 仕入単価 |
27年10~12月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」45.2%,「不変」47.6%,「低下」7.1%で、今期実績値DIは38.1となり、前期(27年7~9月期・68.3)より「上昇」超幅は減少した。
来期の見通しは「上昇」40.5%,「不変」52.4%,「低下」7.1%で、33.4と今期実績値(38.1)より「上昇」超幅は減少する見通しとなっている。
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4. 採算(経常利益) |
27年10~12月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」23.8%,「不変」59.5
%,「悪化」16.7%で、今期実績値DIは7.1となり、前期(27年7~9月期・△14.7)より「好転」に転じた。
来期の見通しは、「好転」16.7%,「不変」73.8%,「悪化」9.5%で、7.2と今期実績値(7.1)とほぼ横ばいとなる見通しとなっている。
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5. 資金繰り |
27年10~12月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」14.3%,「不変」83.3%,「悪化」2.4%で、今期実績値DIは11.9となり、前期(27年7~9月期△4.8)より「好転」に転じた。
来期の見通しは「好転」9.5%,「不変」81.0%,「悪化」9.5%で、±0と今期実績値(11.9)より「好転」超幅が減少する見通しとなっている。
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6. 経営上の問題点 |
27年10~12月期の経営上直面している主な問題点は
- ・ 建設業は
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① 人件費の増加
② 下請単価の上昇、材料価格の上昇、熟練技術者の確保難
③ 従業員の確保 等
- ・ 製造業は
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① 原材料価格の上昇
② 熟練技術者の確保難
③ 生産設備の不足・老朽化 等
- ・ 卸売業は
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① 仕入単価の上昇
② 販売単価の低下・上昇難
③ 需要の停滞 等
- ・ 小売業は
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① 消費者ニーズの変化への対応
② 大型店・中型店の進出による競争の激化
③ 仕入単価の上昇 等
- ・ サービス業は
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① 従業員の確保
② 店舗設備の狭隘・老朽化、材料等仕入単価の上昇
③ 人件費の増加、利用者ニーズの変化への対応 等
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