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  平成28年1月~3月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
28年1~3月期の業況(前年同期比)は、「好転」26.2%,「不変」59.5%,「悪化」14.3%で今期実績値DIは11.9となり、前期(27年10~12月期・△7.2)より「悪化」超幅は縮小した。 来期の見通しは「好転」19.0%,「不変」69.0%,「悪化」11.9%で、7.1と今期実績値(11.9)より「好転」超幅は減少する見通しとなっている。
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 2. 売上額
28年1~3月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」40.5%,「不変」42.9%,「減少」16.7%で、今期実績値DIは23.8となり、前期(27年1~3月期・±0)より「悪化」超幅は縮小した。  来期の見通しは「増加」31.0%,「不変」57.1%,「減少」11.9%で、19.1と今期実績値(23.8)より「増加」超幅は減少する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
28年1~3月期の業況(前年同期比)は、「好転」26.2%,「不変」59.5%,「悪化」14.3%で今期実績値DIは11.9となり、前期(27年10~12月期・△7.2)より「悪化」超幅は縮小した。 来期の見通しは「好転」19.0%,「不変」69.0%,「悪化」11.9%で、7.1と今期実績値(11.9)より「好転」超幅は減少する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
28年1~3月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」31.0%,「不変」52.4 %,「悪化」16.7%で、今期実績値DIは14.3となり、前期(27年1~3月期・△26.2)と「悪化」超幅は縮小した。  来期の見通しは、「好転」19.0%,「不変」66.7%,「悪化」14.3%で、4.7と今期実績値(14.3)より「好転」超幅は減少する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
28年1~3月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」14.3%,「不変」73.8%,「悪化」11.9%で、今期実績値DIは2.4となり、前期(27年1~3月期△4.8より「悪化」超幅は縮小した。  来期の見通しは「好転」14.3%,「不変」73.8%,「悪化」11.9%で、2.4と今期実績値(2.4)と横ばいで推移する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
28年1~3月期の経営上直面している主な問題点は
・ 建設業は
① 熟練技術者の確保難  ② 下請業者の確保難  ③ 人件費の増加、従業員の確保難 等
・ 製造業は
① 生産設備の不足・老朽化、原材料価格の上昇  ② 従業員の確保難、需要の停滞  ③ 製品(加工)単価の低下・上昇難 等
・ 卸売業は
① 販売単価の低下・上昇難  ② 需要の停滞  ③ 仕入単価の上昇 等
・ 小売業は
① 購買力の他地域への流出、店舗の狭隘・老朽化  ② 販売単価の低下・上昇難、需要の停滞  ③ 仕入れ単価の上昇 等
・ サービス業は
① 従業員の確保難  ② 店舗設備の狭隘・老朽化  ③ 人件費の増加 等
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