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  平成28年4月~6月期調査結果概要 (対前年同期比)

(注)  DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。

 1. 業況(自社)
28年4~6月期の業況(前年同期比)は、「好転」19.0%,「不変」54.8%,「悪化」26.2%で今期実績値DIは△7.2となり、前期(28年1~3月期・11.9)より「悪化」へ転じた。 来期の見通しは「好転」19.0%,「不変」54.8%,「悪化」26.2%で、△7.2と今期実績値(△7.2)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 2. 売上額
28年4~6月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」31.0%,「不変」45.2%,「減少」23.8%で、今期実績値DIは7.2となり、前期(28年1~3月期・23.8)より「増加」超幅は縮小した。  来期の見通しは「増加」28.6%,「不変」47.6%,「減少」23.8%で、4.8と今期実績値(7.2)より「増加」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 3. 仕入単価
28年4~6月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」31.7%,「不変」53.7%,「低下」14.6%で、今期実績値DIは17.1となり、前期(28年1~3月期・11.9)より「上昇」超幅は拡大した。  来期の見通しは「上昇」29.3%,「不変」61.0%,「低下」9.8%で、19.5と今期実績値(17.1)より「上昇」超幅は拡大する見通しとなっている。
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 4. 採算(経常利益)
28年4~6月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」16.7%,「不変」64.3 %,「悪化」19.0%で、今期実績値DIは△2.3となり、前期(28年1~3月期・14.3)より「悪化」へ転じた。  来期の見通しは、「好転」14.3%,「不変」64.3%,「悪化」21.4%で、△7.1と今期実績値(△2.3)より「悪化」幅は拡大する見通しとなっている。
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 5. 資金繰り
28年4~6月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」11.9%,「不変」81.0%,「悪化」7.1%で、今期実績値DIは4.8となり、前期(28年1~3月期2.4より「好転」超幅は拡大した。  来期の見通しは「好転」14.3%,「不変」71.4%,「悪化」14.3%で、±0と今期実績値(4.8)より「好転」超幅は縮小する見通しとなっている。
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 6. 経営上の問題点
28年4~6月期の経営上直面している主な問題点は
・ 建設業は
① 熟練技術者の確保難 ② 民間需要の停滞 ③ 請負単価の低下・上昇難 等
・ 製造業は
① 生産設備の不足・老朽化 ② 製品ニーズの変化への対応 ③ 従業員の確保難 等
・ 卸売業は
① 販売単価の低下・上昇難 ② 仕入単価の上昇 ③ 需要の停滞 等
・ 小売業は
① 消費者ニーズの変化への対応 ② 購買力の他地域への流出 ③ 需要の停滞 等
・ サービス業は
① 人件費の増加 ② 従業員の確保難 ③ 新規参入事業者の増加 等
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