■ 平成24年4~6月期調査結果概要 (対前年同期比)
(注) |
DIとは、ディフージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し引いた値である。 |
1. 業況(自社) |
24年4~6月期の業況(前年同期比)は、「好転」9.5%,「不変」33.3%,「悪化」57.1%で今期実績値DIは△47.6となり、前期(24年1~3月期・△59.6)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」9.5%,「不変」42.9%,「悪化」47.6%で、△38.1と今期実績値(△47.6)より「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
2. 売上額 |
24年4~6月期の売上額の動向(前年同期比)は、「増加」26.2%,「不変」26.2%,「減少」47.6%で、今期実績値DIは△21.4となり、前期(24年1~3月期・△50.0)より「減少」超幅は縮小した。
来期の見通しは「増加」14.3%,「不変」50.0%,「減少」35.7%で、△21.4と今期実績値(△21.4)より「減少」超幅は変わらない見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
3. 仕入単価 |
24年4~6月期の仕入単価の動向(前年同期比)は、「上昇」31.0%,「不変」61.9%,「低下」7.1%で、今期実績値DIは23.9となり、前期(24年1~3月期・7.1)より「上昇」超幅は拡大した。
来期の見通しは「上昇」14.3%,「不変」73.8%,「低下」11.9%で、2.4と今期実績値(23.9)より「上昇」超幅は縮小する見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
4. 採算(経常利益) |
24年4~6月期の採算状況(前年同期比)は、「好転」11.9%,「不変」38.1%,「悪化」50.0%で、今期実績値DIは△38.1となり、前期(24年1~3月期・△59.5)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは、「好転」14.3%,「不変」50.0%,「悪化」35.7%で、△21.4と今期実績値(△38.1)は「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
5. 資金繰り |
24年4~6月期の資金繰りの状況(前年同期比)は、「好転」2.4%,「不変」61.9%,「悪化」35.7%で、今期実績値DIは△33.3となり、前期(24年1~3月期△38.1)より「悪化」超幅は縮小した。
来期の見通しは「好転」2.4%「不変」69.0%,「悪化」28.6%で、△26.2と今期実績値(△33.3)「悪化」超幅は縮小する見通しとなっている。
|
(詳細はこちら) |
|
6. 経営上の問題点 |
24年4~6月期の経営上直面している問題点は
・ | 建設業は (1)民間需要の停滞、(2)請負単価の低下・上昇難、事業資金の借入難、官公需要の停滞、(3)人件費の増加、取引条件の悪化。
|
・ | 製造業は (1)原材料価格の上昇、取引条件の悪化、需要の停滞、(2)原材料費・人件費以外の経費の増加。
|
・ | 卸売業は (1)需要の停滞、(2)販売単価の低下・上昇難。
|
・ | 小売業は (1)同業者の進出、需要の停滞、(2)大型店・中型店の進出による競争の激化、購買力の他地域への流出、消費者ニーズの変化への対応、店舗の狭隘・老朽化、販売単価の低下・上昇難、(3)金利負担の増加。
|
・ | サービス業は (1)店舗施設の狭隘・老朽化、需要の停滞、(2)新規参入業者の増加、利用料金の低下・上昇難。
|
|
(詳細はこちら) |
|